国際看護師とは、日本以外の海外の病院に勤務している日本人看護師の方と定義できるでしょう。
グローバルな看護能力を身につけ、将来に役立てたいという高い志を持つ方にとっては、貴重な職業のひとつと考えられます。その資格・免許は働く国によってさまざまですが、「現地の看護師資格を取得すること」「英語などの高い語学力が必要であること」「就労ビザを取得できること」の3点が必須となります。
どれもハードルをクリアするのは容易ではなく、先ずは日本の看護師として4年間の経験を積んだ後、語学力を身につけるために、専門学校に通われる方が多く見受けられます。
それは通常の英会話ではなく、看護師に必要な英語力を身につけるのですから、国際的に通用するだけのスキルを体得できるハイレベルな専門学校を選択しなければ意味がありません。
さらには、現地での看護師資格を取得する際のノウハウや傾向・対策など、専門学校で出来る限り多くの情報を収集しておくことが望まれます。就労ビザの取得に際しても、働こうと考えている国の大使館等でビザを発行してもらう必要があります。
現地での看護師が不足していなければ、事情によってビザが発行されない場合もあり得ます。
その辺りの現地情報に関しても、専門学校から積極的な収集を行いたいものです。
総じて、簡単になれるものではないと思われますが、自分の可能性を信じて極限までチャレンジしてみるだけの価値がある仕事と言えます。